トヨタ クラウン(crown)が新型になりました。
雑誌やインターネットで試乗レポートなんかを見る度に、おー!クラウンめっちゃカッコ良くなったね。走行性能も相当に良いみたいだし、ウーン、私がもし買うならRSの 2.0ターボ かな。
ハイブリッドはなんかわかんないけど昔からあんま好きくないし、うん、私はターボで決まりかなっ!なんて想像してたら近所のトヨタさんのディーラーにとうとう新型クラウンが展示されていました。
クラウン 220系
あんなに発売前からカッコ良いなぁ。と思い焦がれていた新型クラウン。
いざ、実写を見てみると、アレ?なんか違くない?あんまりカッコ良くない。
グレード・価格
RS仕様
- 3.5 RS Advance 6,906,600
- 2.5 RS Advance 5,799,600
- 2.0 RS Advance 5,594,400
標準仕様
- 3.5 G-Executive 7,187,400
- 2.5 G 5,621,400
- 2.0 S 4,746,600
0-100km 加速性能
エンジンは3,500ccハイブリッド、2,500ccハイブリッド、2,000ccターボの3種類ですね。日本車は0-100km加速タイムが公表されていないのがツラいとこです。雑誌のデータなどによると3,500ハイブリッドの0-100kmは5秒台、2,500ccハイブリッドの0-100kmが8秒前半、2,000ccターボの0-100km加速が7.5秒とありました。
それならRSを購入するならやっぱり2,000ccターボが一番良いですね。3.5RSはクラウンにしては高すぎますし、2,500ccハイブリッドの8秒前半は加速が遅すぎますし、2,000ccターボが一番バランスが良いかな。
ただ本音を言えばクラウンと同じく2,000ccターボエンジンを搭載するBMWの328iの0-100km加速が5.9秒とめっちゃ速く、アウディのA4クワトロも6秒台を出しているので、クラウンにも出来れば6秒台程度の加速性能があればなぁ。って残念に思います。
エクステリア

ん?何が変わってしまったんだろうと思ってもぜんぜんわかんない。写真だとあんなにカッコ良く見えたのにな。写真じゃなくて実際に目で見てみると今回の新型クラウン。高級感がまったく無くなってしまいましたね。
見た目フロントはスポーティだとは思うけど、リヤはなんか私的にはあんまり好きくないかも。というか マフラー4本出し はちょっとやりすぎじゃないかなぁ。
メルセデスベンツのAMG。BMWのM。 アウディのS。ジャガーのR。のような尖ったモデルみたいなタダモノ感じゃない雰囲気の車なら4本出しの過激なマフラーも似合うけど、クラウンみたいなふつーのセダンに見た目だけの4本出しマフラーは似合わないかんじがするかな。2本出しくらいで良んじゃない?って思います。
なんていうか、今回のクラウンはスポーティ過ぎて今までの、まさにクラウン!ってかんじの威張った雰囲気っていうか威厳が無くなってしまったようなかんじです。
インテリア

内装はATのジグザグゲートが無くなっただけでも素晴らしい。私はアレあんま好きくないんですよね。ヴォクシーもジグザグだけど。動かしにくくてしょうがないです。
クラウンはインテリアに本木目を使っちゃいけない制限でもあるのかな?いつも「木目調」ですよね。木目っぽいってなんで本木目を使用しないんだろ?レクサスに遠慮しちゃってるかんじ?
今回のクラウンからマジェスタが無くなって、センチュリーは別格としたら実質的には今後はクラウンがトヨタのフラッグシップになるんだから、レクサスに遠慮してる場合じゃないような気もするけど。
そこらへんはやっぱりトヨタの車でレクサスを超えてはならない。というような決まりがTOYOTA自動車内部にあるんでしょうね、きっと。
クラウン 総括
私のメルセデスベンツはけっこう不具合というか壊れます。
メルセデスベンツにどこか異常が出る度に小心者の私はドキドキです。次はドコが壊れるんだろう?と不安になりながら乗っています。こんな私にはクラウンは合っているような気がする。どんなにステキな車に乗っていても壊れたらイヤになってしまいます。
正直、メルセデスベンツは走行性能はトンデモナイです。素晴らしすぎます。見た目も良いです。ベンツパワーすごいです。誰が見てもすぐに解るわかりやすい高級感。運転しているだけで、いやー、良い車に乗ってるなーって思える満足感。メルセデスベンツは本当にスゴイ車だと思う。でも、いつ壊れるかわからない不安は私には合わない。
私は日本車が好きだけど、残念ながらクラウンが走行性能やブランドでメルセデスベンツに勝つのはちょっとキツイかなぁと思う。壊れない。そこが私がクラウンに一番期待するところかな。やっぱり壊れない日本車が一番ですね。