外車と日本車の維持費の比較 輸入車 の維持費は高いというような話を良く聞きますけど、それと同時に最近は「外車が壊れるだなんて昔の話、今は壊れないでしょ」とか「国産車でも壊れるトキは壊れるんじゃない?知らないけど。」というような話も聞いたりなんかします。
人から聞いた話だとどうしても「~らしいよっ!」になってしまうので、これはちょっと一回、外車というものを買ってみようかな。外車はやっぱり故障が多いのかな。外車と日本車とでは維持費はどれくらい違うのかな。自分で体験してみよう。もし、壊れたらその時にはまた日本車にすれば良いやということで、外車を購入してみることにしました。
購入したのはE350アバンギャルド(W212)
以下の4台のうちで迷って、
- BMW528i
- アウディ(audi)A6、2.0クワトロ
- ジャガーXF2.0ガソリンの方
- メルセデスベンツE350
メルセデスベンツ(mercedes-benz)のE350アバンギャルドに決めました。以前のトヨタセリカと日産スカイラインは黒色だったので、今度はサワヤカ路線まっしぐらっ!てかんじで白色にしてみました。

平成26年式(2014年)、E350アバンギャルド。
外車と日本車の維持費の比較
エンジンオイルの交換が高い
以前のV36スカイラインではワコーズのエンジンオイル を入れてましたけど、リッター1,000円で4,500円くらいでした。メルセデスベンツでは、私はエンジンオイルにそんなコダワリがないのでとにかく一番安いやつを入れています。エンジンオイルの交換はリッター500円の商品で1回、4,000円です。銘柄も 10W-40 とかそーゆう種類もわかんないです。車屋さんに聞いたこともないくらい。
だけど、コダワリのある人はリッター1,000円とかの良いエンジンオイルを入れるとなると、維持費が高くなるかもしれないですね。E350はエンジンオイルが8リッター以上入るので、エンジンオイル交換だけでも8,000円以上に。ちなみ、正規ディーラーでエンジンオイルを交換するとけっこう高い金額になってしまうそうですよ。その分、良いオイルなのかも知れないですけどね。
ブレーキパッド、ブレーキローターの交換
なに、ブレーキローターって?と思ったらこれは通常、日本車では交換する必要のない部品だそうです。でも、外車はブレーキの性能が良いのでこのブレーキローターというのも削りながら止まるとかなんとか。まぁ、交換代金が高くなるということですね。
車屋さんの話ではメルセデスベンツに限らず、BMWやアウディなんかでもブレーキパッドを変える時に「ブレーキローター」と呼ばれる部分も一緒に変えないといけないらしいです。これは日本車では変える必要がない部品だそうです。ここら辺が外車は維持費が高いっていう理由の一つなのかなと思いました。
自動車任意保険が高くなった
V36スカイラインのときより同じ条件で年間5万円ホド高くなったかな。とにかく車両保険の対象金額が600万円と高いので仕方がないのかな。あとは部品代が高かったりするからかな。
結論:やっぱり外車は維持費が高いです。
そして結論として言えることは、『外車はやっぱり維持費が高いです』けっこう壊れます。不具合あります。その度、車屋なのでお金も飛んでいきますね。 オーナーズマニュアル なんてスゴイですよ。「もし、壊れたかな?と思ったら‥」該当のページを見ると解決策の9割が『メルセデスベンツ正規工場へすぐに持って行って点検を受けてください。』ですもん。なんだこのマニュアル。
正規工場なんて持っていったらテスター乗せるだけで何千円。エンジン警告灯を消すだけでもお金を取られるとかなんとか。さらに私のは正規ディーラー取扱のメルセデスベンツなので、正規ディーラー店タイマーが付いています。エンジンを掛けるたびに「次のメンテナンスまであと〇〇日」なんて表示がでてきます。そしてその期日を過ぎると、「メンテナンスを受けてください!」と毎回、メーター類のとこに出てきます。これをうっとおしいと思って 正規ディーラー に車を持って行くと。点検をしてくれるとともにそのタイマーをリセットしてくれます。そして点検代は当たり前ですけど取られます。なんて貧乏人には怖いシステム。
隠しコマンドというものがあって、自分でもメンテナンス日数をリセットできるみたいですけど、2回ほど説明を受けても頭の悪い私には覚えられませんでした。エンジンスタートボタンを外して、えーっと、どっちに何回まわすんだっけ?忘れたー!ってかんじです。
メルセデスベンツは良い車ですよ、見た目は100%!ってくらいにカッコ良い。もうマジでホントに私のベンツが世界で一番カッコ良いんじゃないっ!?って勘違いしちゃうくらいに外見は気に入ってます。走行性能も素晴らしいの一言。本当にステキな車だと思います。でも、次は日本車かな。
そんな外車の良いところ
メルセデスベンツ の走行性能
素晴らしいっ!の一言です。私はとにかく気が小さいのでディーラーさんで試乗をお願いするなんて怖いことは出来なくて、試乗もしないで買ったんですが、メルセデスベンツ良いですねっ!走行性能に関してはぜんぜん後悔してません。むしろ満足。
日産スカイライン!という超硬派な車からの乗り換えだったので、次はメルセデスベンツだからなぁ。スカイラインほどは走らないかな?と思っていましたけど、メルセデスベンツはスカイラインよりよっぽどスポーツカー って動きをします。メルセデスベンツはスゴいですね。とにかく何km出してもゼッタイに事故らないみたいな妙な安心感があります。それでいて車が軽く感じて、ヴィッツみたいなかんじでかるーく運転できます。真っすぐ走ってる時の安心感はスゴイですし、通常のエコモードでもどんなカーブも恐ろしいスピードでスイスイーっと曲がれます。
特に面白いのがスポーツモード。エコモードだと2速発進なのが、スポーツモードにすると1速発進になります。アクセル踏むとエンジンがブォンブォン回ります。速すぎます。パドルシフトなんて私にはとても使い込なせません。いまだに怖くてアクセル半分くらいしか踏めてません。速さについていけないです。スポーツモードだと常に3~4,000回転をキープしてくれるのでめちゃめちゃ速いです。とても面白いです。本当にスポーツセダンってかんじです。スポーツモードにすると前車のV36 スカイラインよりも スポーツカー てかんじが強いですね。
私はメルセデスベンツを買うまでは、ベンツは楽ちんだけど退屈な車。BMWは硬派なスポーツセダン、乗ってて楽しいかもだけど疲れそう。アウディはなんかわかんないけど4WDな車。というようなイメージでしたけど、購入してみて初めてわかりました。メルセデスベンツはぜんぜん退屈な車なんかじゃなかったです。メルセデスベンツは乗っててすっごい面白い車です。ただ価格が高いだけの高級車じゃなくて、売れるには売れるだけの理由があるんだなぁ。と思いました。
メルセデスベンツの燃費
メーターによると平均燃費は今のところ、『10.5km』ってなってます。朝に会社に行くときは行きたくなーいって気持ちもあるからかのんびりゆっくり走って、いつも『11km』くらいの表示です。3,500ccにしては燃費良いなーって思います。前の車V36スカイラインは2,500ccなのに 平均燃費 『7km』でしたから。
メルセデスベンツの故障
3年目まではどこも故障しませんでした。故障した箇所はありません。元気に走っていました。60,000km走って故障ナシなので、意外と外車って壊れないんだなーって感心してました。もっと壊れるかと思っていました。一度、あれ?ぜんぜん加速しないなー?オカしいと思ったら、ピカーっ!とエンジン警告灯が点灯していた!ということがありましたけど、次の日にエンジンかけたら消えていました。これは故障に入らないよね。ただ、 保証期間 を終えた4年を超えた頃から、ちょっとオカしな現象や症状が少しずつ。
ちなみ余談ですけど、地元のセンパイでメルセデスベンツのE320(W210)に乗ってる人がいるんですが、
- エンジンチェックランプいつも点灯
- 暖機しないと20km以上スピードが出ない
- たまにアクセル踏んでも加速しない。エンジン止まることもある。
- 後部座席パワーウィンドウ開かない
- パワーシート動かない
この状態で直さずに今も乗っています。車検の時にはキャンセラーだかなんだかってのを使うらしいです。そして『ベンツなんて維持費そうかからないよ。エンジン警告灯なんて点灯してて当たり前。そのくらいでビビってちゃ外車なんて乗ってちゃダメだよ。』というようなことをいつも言っています。世の中いろんな人がいるんだなぁ。と思いました。