ホンダ フリードの試乗(GB5)をしてきました。といっても私がメインではないですけど。ワゴンRに乗っている友達がワゴンRにチャイルドシートを乗せてその上に子供を乗せて、ベビーカーを乗せて、さらにオムツやらなんやら乗せると載り切らない!雨が降ったら地獄だね。
これはもう車をちょっと大きいのに替えるしかないでしょう。ということで、私はヒマだったので友達についていってちゃっかり試乗にも付き合わせてもらいました。
フリードの試乗 ホンダ
私はフリードといえば、なんかヒョウタンみたいな形をした車と思っていたら、どうやらそれは前の型のフリードのようで現行のフリードはとてもカッコ良い車となっていました。
『フリード+』なんていう聞いたこともない車があったので、これってなんですか?と聞いたら、フリードの5人乗りバージョン。
荷室が広くなったのがフリード+だそうです。+なんてついているので、ふつうのフリードの介護仕様か何かかと思ったらぜんぜん違いました。
エクステリア
ヒョウタンみたいな前の型から比べたら格段に質感が高くなってるようなかんじですね!
とても見た目が高級感あります。会社のおじいちゃん達から「HONDA車は塗装が弱い、すぐ剥げたりする。」というような話を良く聞きますけど、この現行フリードに関してはとても塗装が弱そうには見えませんでした。
むしろ、色はめっちゃキレイなんですけど。
インテリア
最近のHONDAさんはチカラ入ってるなー。めっちゃ高級感あります。
正直、HONDAさんのフリードはTOYOTAさんのヴィッツや日産さんのマーチをちょっと引き延ばしてムリヤリ7人乗りにしただけの車でしょ?みたいなイメージだったんですけど、完全にクラスが違いますね。
サスガ4社目の当期純利益1兆円企業。安かろう悪かろうのあの頃のHONDAさんはどっかいってしまって高級志向に舵を切りなおしたんですね。
乗り心地
試乗したのは、フリード7人乗りのガソリンエンジン車でした。友達曰く「ハイブリッドは壊れたら高そうだからイヤだ!ガソリンが良い!」とのことで。最初は私は2列目シートに乗りました。当たり前ですよね、友達が買う車に付いてきただけですから。
走り始めは超静か。なにこれ?めっちゃ高級車じゃんっ!てかんじ。スルスルーっと加速していきます。いつもはワゴンRに乗っている友達もこれには感動してました。「なにこれ?めっちゃ坂のぼる!速やっ!」って。
2列目シートの乗り心地は固いですね。段差があるとちょっと体が浮くかんじがあるかも。正直、後ろに乗ってるだけならワゴンRの方が乗り心地が良いとさえ思っちゃったり。
ボディが大きいから、橋が揺れてねじれるように、車も大きくなるとショックが波のように伝わってくるのかな?同乗している営業の方は「固いのはしょうがないです。そのぶんHONDAは走りが良いですから!」と自信を持って言っていました。
現に友達も「なにこの車めっちゃ走る!速やっ!」と喜んでいました。
グレードの選択、最安値のBは
友達がグレードなんてわからん!何が違うかそもそも何が書いてあるかわからん!というので私が「Bで良んじゃない?安いし。」と言ってカタログ見ていたら、
- サイドエアバッグがオプションでも付けられない。
- ハロゲンライトしか無い。
- パワースライドドアが無い(両側とも手動)
これはヒドいですね。そもそもこーゆうスライドドアの車を欲しがる人っていうのは、パワースライドドアはついてて当然だと思ってるんじゃないですか。まさかの両側手動とは。
やっぱり最安値グレードっていうのは客寄せ用の見せグレードなんですね。ちゃんとしたのが欲しかったらもっと高いグレードにしてよっていう。
結局、両側パワースライドが欲しいがために選ぶグレードは「フリード G・Honda SENSING」に。そしてナビつけて、LEDヘッドライトにして、なんだかんだで出てきた見積価額は「272万円」ウソでしょ?なにがthis is 調度イイ!なの?ぜんぜん調度良くないし。高すぎでしょ。
これだけの金額出すならフリードよりステップワゴンのが良くない?って話にもなったけど、今のステップワゴンってめちゃめちゃ高いんですね。SPADAの車両価格だけで300万円越えていました。
友達的にも高くてちょっと手が出ないということで、今度はSUZUKIのソリオを見に行こうって話になりました。