一条工務店のi-smartとi-smileの違い i-smartの坪単価は約65万円です。それに比べてi-smileの坪単価は約55万円です。
坪単価が10万円違えば例えば35坪の住宅では350万円ほどの価格差が出てきます。
とても大きいですよね。
でも坪単価が違うのには違うなりの理由があるワケで、、、
果たしてi-smileはi-smartのただの廉価版なのか見てみたいと思います。
一条工務店のi-smartとi-smileの違い
一条工務店のHPを見てみてください。
商品ラインナップに「i-smart」はあるのに、「i-smile」は記載されていません。
実際、私もモデルハウスでi-smileの話を聞くまでは、i-smileの存在を知りませんでした。
i-smileの特徴 メリット・デメリット
i-smileとは
簡単に言ってしまえば、i-smileとはi-smartの廉価版です。
i-smartがどうしても欲しい!でも予算が、、、という方に
i-smartにとても良く似た価格の安いのがありますよ!i-smileです!というような。
i-smileは決められた間取りの中から選ばなければいけませんので、専用のタブレットを貸してもらえます。

i-smileのメリット
i-smartよりかなり安いです。
坪単価が10万円ほど下がります。
ふつうの規模の住宅ならi-smartより500万円は安く建てられるんじゃないでしょうか。
i-smileのデメリット
間取りが選べない。
これが一番のデメリットです。
一応、「4,000通りの間取りから選べる!」とはうたっていますけど、例えば「2階建て・南玄関・4LDK」という一般的な条件を入力しただけでプランは4,000通りから約60通りほどになってしまいます。
つまりはその60プランの中から間取りを選ばなければなりません。

気に入った間取りがあればとても魅力的なのですが。
i-smartとi-smileの違い 外観
i-smart | i-smile | |
外壁 | 5色 | 3色 |
アクセントタイル | 5色 | 選べない |
窓枠 | 4色 | 2色 |
i-smartでは建物を2トーン(アクセントタイル)で選べるのですが、i-smileでは単色しか選べません。
i-smileでもハイドロテクトタイルは選ぶことが出来るのが救いなんですけど、色はi-smartが5色なのに比べ、i-smileは3色しかありません。
i-smileでは、オレンジとブラウンが選べないんですね。
窓枠ではi-smartは4色の中から自由に選ぶことが出来るのですけど、i-smileは白色が標準、アーバングレーは100,000円のオプションです。
i-smartとi-smileの違い 内装
内装は違いがありすぎてとても書ききれないくらいです。
フローリングだけでもi-smartは9色から選べるのに対してi-smileは3色です。パノラマウィンドウはありません。
キッチンに関してはi-smartはグランセゾンのグランキッチンが標準でも選べてとても豪華なのですが、i-smileではもちろん選べるわけもなく、、、
内装に関してはとにかくi-smileは質素です。
見た目にはこだわらない!性能さえあれば良い!という方にしかおすすめできません。
ちなみにi-smartとi-smileでは断熱材でも違いがあって、Q値が違います。
もちろん良いのはi-smartの方です。
i-smileでは全館空調さらぽかがつけられない!
ここでも区別されているんですが、i-smileでは全館空調さらぽかがオプション設定もありません。
全館床暖房は標準装備です。
i-smileでは太陽光発電は強制
i-smartでは太陽光発電をオプションで選べるんですけど、なぜかi-smileでは太陽光発電が標準です。
i-smileが向いている人
- とにかく安く一条工務店の家に住みたい
- 見た目は気にしない
こういう方にはi-smileはとてもコストパフォーマンスの高い商品なんだと思います。
「家は性能。」性能さえ良ければ良い人には。
今ならなぜか「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」と「ロスガード90うるケア」がi-smileには無料でついてきます。